インプラント治療のデメリットは?

インプラントのデメリットは?

横浜市日吉の歯医者・歯科「横浜日吉おおとう歯科」です。
インプラント治療を検討されている皆さん、歯の悩みを解決したいと思いながらも、不安や迷いを感じていませんか?
インプラント治療には、治療期間の長さや高額な費用、外科手術のリスクなど、いくつかのデメリットが存在します。
しかし、これらのデメリットは適切な知識と対策で克服できることをご存知でしょうか?
今回は、インプラント治療のデメリットとその対策について詳しく解説します。
インプラント治療の長期的なメリットを理解することで、より自信を持って治療を選択できるようになるでしょう。

 

治療期間の長さについて

インプラント治療は、他の歯科治療に比べて治療期間が長くなることが一般的です。
通常、インプラントを埋め込む手術から機能を回復するまでに数カ月を要します。
この期間は、インプラントと顎の骨がしっかりと結合するために必要な時間であり、結合がしっかりと完了することで、インプラントは長期的に安定して機能し続けることが可能です。
さらに、治療期間中には、仮歯を使用することで見た目や食事への支障を最小限に抑えることができるため、日常生活への影響も軽減されます。
治療期間中にしっかりと仮歯を使用しながら、歯の機能を維持することができるのです。

 

治療費が高額なこと

インプラント治療は自由診療のため、他の治療法に比べて費用が高額になる傾向があります。
初期費用は高いですが、適切なメンテナンスを行えば20年以上使用できるため、長期的に見ればコストパフォーマンスの高い治療法です。
また、インプラント治療は医療費控除の対象となるため、確定申告を行うことで費用の一部を取り戻すことも可能です。
費用面に不安がある方は、治療前にしっかりとしたカウンセリングを受け、クリニックが提供する支払いプランやローンを検討することをお勧めします。
こうした手続きによって、費用負担を分散し、無理のない範囲で治療を受けることができます。

 

外科手術に伴うリスク

インプラント治療は、顎の骨にインプラント体を埋め込むため、外科手術が必要です。
手術には一定のリスクが伴いますが、信頼できる歯科医師による適切な治療と術後のケアにより、これらのリスクを大幅に軽減することが可能です。
特に、インプラント手術では、麻酔や鎮静法を用いることで、痛みや不安を最小限に抑えることができます。
術後の腫れや痛みについても、適切なアフターケアを行うことで、ほとんどの症状は数日以内に改善します。
手術に対する不安がある方は、事前にカウンセリングを受けてリスクやケア方法についてしっかり理解しておくと良いでしょう。

 

定期的なメンテナンスの必要性

インプラントを長く健康に保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスを怠ると、インプラント周囲に炎症が起きやすくなり、インプラントが脱落するリスクが高まります。
定期的な歯科医院でのクリーニングや検診を行うことで、インプラント周囲炎などの問題を早期に発見し、適切な対処を行うことができます。
また、日々のセルフケアも重要で、歯ブラシやデンタルフロスを使ってインプラント周囲の清潔を保つことが推奨されます。
特に、インプラントの根元や歯と歯の間にプラークが溜まらないよう、細部まで丁寧に清掃することが大切です。

 

感染症のリスクとその対策

インプラント治療後の最も大きなリスクの一つが、インプラント周囲炎です。
これは、インプラント周囲の組織が細菌に感染して炎症を起こし、進行するとインプラントが脱落してしまうことがあります。
特に、喫煙者は血流が悪くなり、感染リスクが高まるため、治療前後は禁煙が推奨されます。
インプラント周囲炎を防ぐためには、以下の対策を行うことが重要です。

  • インプラント周囲の清掃を毎日行い、デンタルフロスや歯間ブラシを使って汚れを取り除くこと。
  • 定期的に歯科医院でプロフェッショナルケアを受け、インプラントの状態を確認してもらうこと。
  • 3カ月から6カ月ごとに定期検診を受け、インプラント周囲炎の早期発見と予防を行うこと。

このように、セルフケアとプロフェッショナルケアを組み合わせることで、インプラント周囲炎のリスクを大幅に低減し、インプラントを長期間にわたって快適に使用することができます。

 

まとめ

インプラント治療には、治療期間の長さや費用の高さ、外科手術に伴うリスクといったデメリットが存在します。
しかし、これらのデメリットは適切なケアと専門的なサポートを受けることで、十分に克服できるものです。
インプラントは、天然歯と同じような機能を持ち、審美性も高いため、多くの患者さんに満足される治療法です。
自分にとって最適な治療法を選ぶためには、デメリットだけでなく、メリットやケア方法についてもしっかりと理解し、信頼できる歯科医師と相談することが大切です。
適切なケアを行いながら、長期的にインプラントを健康に保ち、快適な生活を送りましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

大藤 竜樹 | Ohto Tatsuki

日本大学歯学部 歯学研究科大学院卒業後、その後に医療法人裕正会 イースト21デンタルオフィス、品川シーサイド歯科に勤務、院長 就任、医療法人大協組理事 就任、
2020年横浜日吉おおとう歯科 開院、

【所属】
日本歯科保存学会
日本口腔インプラント学会
日本顎咬合学会 認定医
日本顎咬合学会関東甲信越支部理事
OJ(Osseoinnteglation Study Club of Japan)
JCPG(日本臨床歯周療法集談会)理事
5D-FST

【略歴】
日本大学歯学部 歯学研究科大学院
医療法人裕正会 イースト21デンタルオフィス
品川シーサイド歯科
医療法人大協組理事 就任
横浜日吉おおとう歯科 開院

 

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