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横浜市日吉の歯医者・歯科「横浜日吉おおとう歯科」です。
インプラント手術を受けた後、翌日から仕事に行けるのか不安に感じる方は多いのではないでしょうか。
特に仕事が忙しい方にとっては、休みを取るかどうかは重要な問題です。
インプラント手術は外科処置を伴うため、術後の過ごし方が治療の成功に大きく関わります。
今回は、インプラント手術後の仕事復帰の目安や、注意点について詳しく解説します。
事前に知っておくことで、仕事への影響を最小限に抑えながら、インプラント治療を成功へと導くことができます。
結論から言うと、デスクワークなら翌日から可能ですが、体を動かす仕事は注意が必要です。
インプラント手術の翌日、仕事は可能?
インプラント手術後は、多くの場合日帰りで済みますが、体への負担がないわけではありません。
麻酔が切れた後の痛みや腫れが出る可能性があるため、術後すぐの仕事復帰は慎重に検討する必要があります。
デスクワークなど軽作業であれば、翌日からの復帰も可能ですが、長時間の労働や力仕事は避けたほうが良いでしょう。
特にインプラントを複数本埋入した場合は、腫れや痛みが強くなる可能性があるため、最低でも1日は安静に過ごすことが推奨されます。
術後の痛みや腫れのピークはいつ?
インプラント手術後の痛みや腫れには個人差がありますが、一般的に2〜3日後がピークと言われています。
その後1週間ほどかけて徐々に治まっていきます。
痛み止めを服用すればコントロールできる場合がほとんどですが、違和感や腫れが強い場合は、無理をせずに安静にすることが大切です。
腫れを抑えるためには、手術当日は氷や保冷剤をタオルで包んで頬に当てると良いでしょう。
ただし、長時間冷やしすぎると血行が悪くなるため、10分冷やしたら10分休むといったサイクルを意識してください。
仕事復帰前に気をつけるべきこと
仕事に復帰する前に、以下の点を確認しましょう。
- 術後の痛みや腫れが軽減しているか
- 体調が安定しているか
- 医師から問題ないと言われているか
- 仕事内容が体に負担をかけるものでないか
また、デスクワークであっても長時間の会議や外回りがある場合は、事前に調整することをおすすめします。
術後は免疫力が低下しているため、感染予防のためにも無理は禁物です。
術後の生活で避けるべきこと
インプラント手術後は、傷口の治りを早めるために以下の行動を避けましょう。
- 長時間の入浴やサウナ
- 激しい運動
- 飲酒や喫煙
- 硬いものや刺激の強い食事
特に喫煙はインプラントの成功率を下げる要因になるため、術後はできるだけ控えましょう。
仕事復帰をスムーズにするための工夫
- 可能なら手術を週末に受け、休みを確保する
- デスクワークの場合でも短縮勤務を検討する
- マスクを着用し、顔の腫れをカバーする
- こまめに水分補給をし、口腔内を清潔に保つ
まとめ
- インプラント手術の翌日はデスクワークなら可能だが、体を動かす仕事は避けるべき
- 痛みや腫れは術後2〜3日がピークで、1週間ほどで落ち着く
- 長時間の入浴や運動、飲酒、喫煙は回復を遅らせるため控える
- 仕事復帰前に体調を確認し、無理をしない範囲でスケジュールを調整する
- 事前に週末に手術を受けたり、短縮勤務を検討するなどの工夫をすると負担が減る
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
大藤 竜樹 | Ohto Tatsuki
日本大学歯学部 歯学研究科大学院卒業後、医療法人裕正会 イースト21デンタルオフィス、品川シーサイド歯科に勤務。院長就任後、医療法人大協組理事に就任。
2020年に横浜日吉おおとう歯科を開院。
【所属】
- ・日本歯科保存学会
- ・日本口腔インプラント学会
- ・日本顎咬合学会 認定医
- ・日本顎咬合学会関東甲信越支部理事
- ・OJ(Osseointegration Study Club of Japan)
- ・JCPG(日本臨床歯周療法集談会)理事
- ・5D-FST
【略歴】
横浜市の日吉駅徒歩5分の歯医者
『横浜日吉おおとう歯科』
住所:神奈川県横浜市港北区 箕輪町1-24-9 みのわメディカルビレッジ4F
TEL:045-534-6481